『ビギナーズラック』とは初心者や未経験の人が賭け事をした時に勝ったときに使われる言葉ですが、本当に初心者の方が賭け事に勝ちやすいのでしょうか?
実は、ビギナーズラックとは本当なのだそうです。
では、なぜ初心者の方が賭け事に勝ちやすいかといえば、
それは、『恐怖心がない』だからだそうです。
恐怖心があると、プレッシャーを感じますが、プレシャーの下では脳内の前頭前野の働きが止まってしまう、ということがいえるようです。失敗したらどうしようという不安がある状態では、論理的思考を用いてタスクを実行する際に、必要なパワーが脳内に足りなくなってしまうのです。
また、私たちはプレッシャーを感じている時に、状況を意識的にコントロールして成功へ導こうともします。
例えば、ゴルフで過去に何千回も沈めたパッティングにおいて、肘の曲げ方をことさら気にかけてしまう、といったことです。こうして細かいことに注意しすぎることで、本来のパフォーマンスを損ない、墓穴を掘る結果となってしまうのです。
初心者はどんな結果になるかをあまり気にしないので、このような問題は起こりません
そして、初心者は経験に邪魔されることがなく、あれこれ考えを巡らすことがありません。
リスクを考えずにやってみることができるという見方も可能です。熟達した人は経験があり分析もできるのですが、それゆえに初心者のようなチャレンジができる幅が狭まっていることがあります。
つまり、負けた経験がないので”無心”で挑む事がビギナーズラックを呼ぶメカニズムだといえます。